セブ島で日系最大の語学学校「QQEnglish」

2015年の8月2日~14日までの2週間、QQEnglishに2年ぶりに留学をしてきました。
2013年の8月にITパーク校へ1ヶ月留学したのですが、それから2年たち、QQEnglishは施設やカリキュラム、授業システムの点で大きく変わりました。
「今回は、前回の留学体験時と比較してQQEnglishがどう変わったのか?」
「現状ではどのような施設、サービス、授業展開を提供しているのか?」
などについて書きたいと思います。
今回ご紹介できる内容は以下!
1,QQEnglishの留学1日目の流れ
QQEnglishの留学1日目は以前と大きく変わりました。初日に不安を持っている方は多いと思いますので(予め知っておくべき情報がいくつかありますので)、1日の流れを解説します。2,各カリキュラムの授業内容と推奨対象の方
QQEnglishは一般英会話のカリキュラム(スピーキング中心)に加えて4つの特別科目があります。カラン、TOEIC、IELTS、ニュースアラートの4つはQQEnglishが力を入れている科目で、それぞれ専属のチームがあります。今回、これらの科目を全て受けてきました。自身の体験と先生達の経験を聞いた内容を元に、各カリキュラムの授業展開と効果的な受け方、推奨レベルを解説します。
3,ITパーク校の授業施設や食事内容、宿泊施設
ITパーク校では新しく10階にオープンスペース型のフロアが出来ました。かなり自由度が高く、使い方によっては非常に快適に勉強が出来ます。
雰囲気が全く異なる10階。
食事内容も大幅に改善されました。
宿泊施設は以前はマンゴーツリーハウスという所でしたが、今回は別の男性寮(滞在)と女子寮(見学)し、QQEnglishが現状で持っている全ての寮を確認しました。今後使う予定があるホテルも確認しています。

こちらは「パークビスタ」という寮の外観。部屋の写真も後ほど掲載しますので、メリット・デメリットがしっかり見えてくるのではないでしょうか。
4,シーフロント校の概要や授業内容

今回メインでご紹介をしたいのがシーフロント校です。
マクタン島にあるこの校舎はQQEnglishが4月からオープンした新しい校舎。こちらの校舎の部屋の様子、食事や自習室の使い方、推奨される方などご紹介します。
5,シーフロント校周りの環境

シーフロント校の近くには、レストランやスパなどがいくつもあります。
シーフロント校の周りの環境もそれなりに開拓しました。オススメのレストラン、マッサージ&SPA、バー、アクティビティもいくつか見つけたので、こちらも追って写真とともに公開予定です。
余談
またこれは余談ですが、QQEnglishが運営している和食レストラン「Q兵衛」の「頼むべきメニュー、美味しい食べ方」をQQEnglish代表の藤岡さんから直接教わりましたので、合わせてご紹介します。

Qbayには美味しい食べ方があった!他校のスタッフさんを交えて、Qbayで食事してきましたので後ほどレビュー。
QQEnglishの一日目の流れ
さて、それでは早速、初日の流れを。。。初日はITパーク校もシーフロント校も大体同じなので、ここでまとめてご紹介します。
QQEnglish初日スケジュール
9時~:オリエンテーションスタート

初日は9時スタートなので、朝食は8時~9時前ぐらいまでに食事を済ませておく必要がありますのでご注意を。この朝を食べ逃がすと13時まで食事はありません。
10時~:実力診断テスト
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのテストを行います。
リスニングとリーディング(長文読解ではなく文法のみです)は基本的にTOEICのような形。ライティングは一つの写真を見て、そこから文章作成を行います。スピーキングは講師と1対1(もしくはたまに生徒2対講師1)。
各10点ずつのスコアで0~10段階で最終的に診断が出ます。
0-1 = Absolute Beginner
2 = False Beginner
3 = Beginner
4-5 = High Beginner
6 = Pre-Intermediate
7 = Intermediate
8 = Upper Intermediate
9 = Advanced
10 = Proficient
ちなみに、全く自慢できるレベルではない自分のスコアがコレ。

うーん。。。

グラフでも出してもらえます。正確にはコレ以外に強みと弱みが書かれた詳細なデータを翌日にもらえるので、是非参考にしてください。
2年前がPre-intermediateだったので微妙に進歩したかな!?という感じです(進歩してないかも)。実際にこの2年間は英語をダラダラやってただけなので、出されたスコアには納得。
なお、スピーキングの点数が6というのはどのぐらいかというと、「レスポンスよく答えれるけど文法間違っています」というぐらいのレベル、7は「レスポンス+文法が良い」、8以上は「難しい単語も踏まえて適切な文章を作れるレベル+発音も素晴らしい」のようですね。
この時点で緊張して喋れない生徒さんもいますので、後でもらう結果が悪かったとしてもあまり気にしないでください。
先生達もその事をわかっていて、「ビギナーと結果で診断された生徒が、話してみると中級ぐらいある」という生徒さんにも何回も出くわしているそうです。
マネージメント側はこのスコア表を元に教科書を決めますので、実力を出しきれない生徒さんはテキストが合わない可能性もあります。その場合は先生に相談してみてくださいね。
カリキュラム決め

テストと同時にカリキュラムを決めます。
<ライトコースについて>
まずライトコース(6時間マンツーマン)はカリキュラムが既に決まっています。注意点としてはQQEnglishの人気プログラムであるるカランメソッドは入っていません。そのため、カランメソッドも受けてみたい方はスタンダードコース(6時間マンツーマン+2時間グループ)以上を選択する必要があります。
<スタンダードコース以上>
続いてスタンダードコース以上についてですが、「TOEIC」と「IELTS」コースは受講した場合でも、それぞれの専門授業は1日1コマです。理由はTOEICやIELTSコース専用で先生の育成をしており、その育成に非常に時間をかけているため、供給量を増やしきれていないからです。
その代わり、一人ひとりの先生がしっかりと教育されており、大抵が日本のTOEICセミナーで受けるようなかなりテクニック的な事も熟知しています。(日本人のTOEIC講師が監修している)。また、オンラインでTOEICを教えている先生がオフラインでも教えるので、各授業自体はレベルが高いものになっています。これはIELTSでも同じですね。
また、QQEnglishのIELTSはスピーキングに絞っています。このスピーキング部分はTOEIC SWのテストも重複する部分があるので、TOEIC SWを勉強する方にも非常に向いています。なお、IELTSの推奨レベルはPre-intermediateからです。
<カランメソッド>
カランメソッドは上記の2つとは異なり複数選択可能です。最初は1コマ~2コマですが、もしカランメソッドを中心に勉強したいのであれば、先生と相談すれば更に増やすことも出来ます。カランメソッドコースを選べば最初から二コマあります。
<NEWS>
NEWSはニュースアラートの事。これは正直、中級者以上の方にオススメのカリキュラムです。最新のニュース記事をトピックにして「ニュースのリスニング→単語の確認→ニュース内容の把握の確認+自分の意見も織り交ぜて英会話」という内容のため掘り下げるとかなり高度な授業展開になります。
ベーシックコースやカランメソッドコースにもあるので、その人のレベルに合わせた教材に調整はいれると思いますが、それでも難しい可能性があります。その場合は遠慮なくそのカリキュラムだけ難易度を変更してもらうか、他の内容に変えてもらいましょう。
世の中のニュースに対して興味がある方は、比較的入りやすい内容です。オンライン英会話にもこのカリキュラムがありますので、ご興味のある方は一度トライしてみてください。
12時~QQEnglishの代表である「藤岡」さんから挨拶。

毎週月曜日はシーフロント校とITパーク校の両方で、藤岡さんが挨拶を行う(出張でセブ島に居ない時は難しいですが)。これは2013年に留学した当時から変わっていません。以前からQQEnglishのこの点が素晴らしいと思っていました。
12時~両替屋と食事
<QQEnglishの食事について>両替所屋の案内をした後に、13時から食事になります。食事内容については後ほど詳しく説明しますが、QQEnglishは食事代が別料金になっています。
1週間あたり約5000円。7日間3食ついていますので、合計21食。1食238円の計算です。

食事代は別になっておりますが、2013年に比べて食事内容は格段に良くなっており、メニューが増えたことや野菜がきちんと取れる事から1食238円の価値は十分あると思いました。
なお、シーフロント校の朝食はITパーク校に比べるとよりシンプルです。また詳しく別記事で。
<両替屋について>
ITパーク校の場合はITパークにある両替所のレートは中々良いので、そこで両替するのが間違いないです。

ITパーク校の両替所はITパーク内(徒歩2分前後)のところにあります。
シーフロント校の場合は「SAVE MORE」という徒歩2分のスーパーの中にある両替所を使います。レートは悪くないのですが、実はその周辺で一番良いレートの両替所はシーフロント校からタクシーで5分の所にあります。
なので、少しでも良いレートで両替をしたいのであれば、両替は少なくても良いかもしれません。場所はJ park Islandの向かい、Civit coffeeがある所で。韓国料理店の向かいで、現地で聞けばすぐに分かります。
ただし、この両替所は閉まるのが5時半だったはずです(要確認)。そのため、勉強している方はやや行きづらいかもしれませんので、面倒な方は「SAVE MORE」で済ませてしまう事をおすすめします。(差額は10万円両替したら3000円違うぐらいです。移動の手間を考えるなら無視しても良い金額かもしれません。)
<日用品について>
ITパーク校は残念ながら日用品を買おうとしたら、モールまで出かける必要があります。というのもITパーク周りには日用品を購入できるモールがないからです。(セブン-イレブンとCDR-KINGという安めの家電製品は売っている店はあります。)
モールは一番近い場所で小型のJYモール(タクシーで5分)、続いて大型のアヤラモール(タクシーで10分)、その次がセブ市内で最大のSMモール(タクシーで15分)。
シーフロント校はSAVE MOREという小型のスーパーが徒歩圏内にありますので、そこで日用品と食料品が購入が可能です。

シーフロント校は徒歩3分にあるSAVE MOREが便利。
洋服などを購入したい場合はグランモールというモールがタクシーで15分のところにあります。
実はシーフロント校は周りにレストランやバー、両替所、スーパーなどが徒歩圏内にあるため、マクタンにある語学学校でありがちな「利便性が悪い」という点が少ないです。この点は後ほど詳しく解説しますが、今回訪れたシーフロント校の非常に強みになっています。
14時からの授業
以前は授業は全くありませんでしたが、今は初日の月曜日から授業がスタート。具体的には2つのグループクラスと2つのマンツーマンクラスで、内容はQQEnglishのルールブックについて簡単な英語で説明を行ったり、セブの紹介、自己紹介などがメイン、グループクラスではカランメソッドの概要説明も含まれます。
ルールブックの説明については、オリエンテーション時に日本語で解説があったものを、英語で改めて読みなおす内容です。初めて授業を受ける方には理解しやすいという点はあるものの、正直、この規約を読む授業はリピーターにはあまりおもしろくないですね(苦笑)。

使われている単語は基礎~ちょいムズぐらいなので、意外と勉強にはなるかも。
実はこの点、QQEnglishのスタッフさんに確認した所
セブの紹介等を初日授業で取り扱うのは、生徒様の緊張などをほぐす目的です。こちらフレキシブルに対応しており、リピータの方もちろん、一般の方で留学初めての方でも、初日からがっつり本格的な授業も可能です。
ある程度の英語レベルを伝えていただければ、こちらでアレンジさせていただき授業を開始させていただきます!
とのことです!予め伝えておけばマンツーマンの部分は内容変更が可能かと思いますので、留学前に確認しておきましょう。
これは結構重要なポイントだと思いますよ(ぼそ)。
その他、気づいた点
日本人の割合は半分!
2013年のQQEnglishは9割以上が日本人でしたが、現在は日本人の比率が半分になっており、残りの4割が台湾人、その他1割りで中国人、韓国人、ロシア人・・・など10カ国以上の多国籍語学学校に変身していました。これはITパーク校でもシーフロント校でも同じぐらいの比率。むしろ、僕が留学した8月のタイミングでは日本人がこれでも多い方だったとのことで、かなり驚きました。
今までは日本人以外の国籍の人たちとフィリピン留学を通じて交流を深めようと思った際、韓国資本の語学学校を選ぶ必要がありましたが、今では「QQEnglish」のように日本資本の語学学校も日本、韓国以外の国籍を入れようと営業に力を入れています。
日本人同士、台湾人同士で固まる傾向にはありますが、1人で留学しに来ている外国人もたくさんいるので、自ら声をかける勇気があれば、外国人の友達を増やすチャンスは十分あります。
友達を作るには?
QQEnglishでどうやって友達を作れば良いのか?っと思われる方も多いと思いますが、実際は「初日の両替所などへのツアー」「初日に行われるウェルカムパーティー」「グループクラス」「寮の共有スペースで挨拶をする」などいくつかチャンスがあります。10分間の休憩の合間に話すこともできますので、自ら積極的に動く事が出来れば問題なしです。食事など1人で取っている人も多いので、無理に作ろうとしなくてもOKです。
夜間特別グループクラスについて
19時から2時間ある夜間特別グループクラスに参加することもできます。平日毎日開催されており、ITパーク校は確認していませんが、シーフロント校は結構皆さん参加されていてました。これは以前はなかった取り組みかと思います。体力に自信のある方は夜まで勉強出来ますよ。
ITパーク校とシーフロント校の両方に滞在も可能
1週間、1週間で両方の学校に滞在することも可能です。その場合も授業進展を引き継げますし、オリエンテーションを受け直す必要もありません。これ、実は他の学校では簡単には出来ません。QQEnglishがITパーク校もシーフロント校も価格を統一しているからこそ出来るシステムです。他の学校であれば追加料金を払ったり、手続きをするのが面倒だったりしますが、QQEnglishではその点は生徒側は荷物を移動するだけで、非常に楽です。
次の記事から各語学学校の詳細をご紹介していきます。
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2015年QQEnglishへセブ留学|ITパーク校とシーフロント校の様子から初日の流れまで is a post from: 俺のセブ島留学