留学生をはじめ、日本からの旅行客や移住者が増えつつあるセブ島。
お金のあるフィリピン人が増え、日本食、特にラーメン好きなフィリピン人も増えています。セブ島には続々とラーメン店がオープンし、今は激戦区と言っても過言ではありません。
今回紹介するお店は、日本人店主が厨房を指揮する本格的なラーメン屋。2020年1月に新しくオープンした「扇の風 (Ogi no kaze)」です。
近年豚骨系のこってり系のラーメン店が主流になっているセブ島ですが、このお店では鶏ガラをじっくり煮込んだ鶏白湯ベースのラーメンを味わうことができます。
扇の風の場所
場所は、JYスクエアという小型モールの向かい側となります(正確には「Jollibee(ジョリビー)」の真向かい側)。Maybank(メイバンク)が入店しているビルの一番奥で、「3D Academy」や「Zen English」の生徒さんは徒歩圏内とです。
タクシーを利用する場合は、「JYスクエアのジョリビー」に行くと伝えて道を渡るか、配車アプリの「Grab」を利用し、目的地を Gorordo Aveにある「Maybank」に設定します。
扇の風の店内
訪問した日は、フィリピン最大規模のお祭り「シヌログ (Sinulog)」期間中で、店内もその雰囲気を出していました。
カウンター席はなく4人席のテーブルが基本です。それぞれパーテーションもあるためゆったりした空間で食べることができます。
見た目がかわいい椅子がありますが、使ってはないようでした。「ラーメン」と書かれたのれんの奥が厨房です。
奥の壁側には8人で座れるテーブルも用意されており、パーテーションがあるため半個室のようにも使えます。
竹や扇子など和風のデザインが入った額などを使用し、ラーメン店ですが大衆的なイメージではなく、高級な日本食レストランで食べているような気分になります。女の子一人でも入りやすいお店です。
扇の風のメニューと料理の感想






ラーメンは、鶏白湯スープに醤油や塩、味噌を合わせたものものなど全部で9種類があります。チャーハンなどのご飯物は3種類、餃子や唐揚げなどの8種類のおつまみ系があります。
飲み物は、嬉しくもアサヒやキリンビール(缶ビール)が置いてあります。さらに角ハイボールや黒霧島・いいちこなどの焼酎、梅酒や酎ハイなどもお手頃な値段で飲めるのも良いポイントです。
それでは実際にいただきます!
日本語が少し喋れる可愛い店員さんがラーメンを持ってきてくれました。
「醤油鶏清湯 (しょうゆとりちんたん)」 340P
鶏ガラスープに醤油を合わせた透き通ったスープに細麺のラーメンです。こってり系のラーメンが苦手な方にオススメ。なるとが乗っているのも昔ながらのラーメンを思わせます。
豚肉のチャーシューだけではなく、鶏の胸肉で作ったチャーシューや味玉半分、他にめんま、キャベツ、もやし、ネギ、海苔がトッピングされています。
「塩鶏白湯 (しおとりぱいたん)」 380P
:鶏ガラスープに塩で旨味を出し、クリーミー系なのにくどくないスープです。「醤油鶏清湯」と同じく細麺で豚肉のチャーシューに、鶏の胸肉で作ったチャーシューを乗せて、さらに味玉は1個入っており蛋白質がしっかり摂れます。
片隅のワカメがスープに混ざり、良いアクセントとなっています。
「トップス (大盛りもやしラーメン)」 460P
これは名前のや見た目の通りすごいボリューム感があるラーメンです。辛味噌を合わせたクリーミーなスープに、めんまともやし、キャベツ、ネギ、味玉1個、豚肉のチャーシューがのっています。
太麺を使っているので、食べ応えもしっかりしています。
豚肉や鶏肉のチャーシュー、味玉、メンマ、キクラゲなどのトッピングを追加することができます。今回はスペシャルを注文し、別の皿へ盛っていただきました。豚肉のチャーシュー2枚、味玉1個、なると、めんまとネギです。これで140Pです。
「海老チャーハン」 220P
普通のチャーハンもありましたが、20ペソの差だけだったので海老チャーハンを注文しました。プリプリの大きな海老が3つも入っています。ご飯も一粒一粒パラパラしています。
味は薄かったので、単品よりもラーメンと一緒に食べるとバランスが良いと思います。
「ギョーザ」 140P
皮はもちっとして、具にニラとか入ってないので、匂いを気にせずにパクパクと食べられます。
醤油とラー油、お酢、コショウはお好みで!新しいお店なのでキレイな容器ですし、触ってもべたっとしてなかったのがまたいいですね。
まとめ
ラーメン激戦区のセブ島に2020年1月にオープンした鶏ガラベースのラーメン店。落ち着きのある店内で、こだわりのラーメンをどうぞ。
<扇の風>
住所:Prestigio JY Square Gorordo Avenue, Sanson Rd, Cebu City
営業時間:11AM~11PM
予算:4~500ペソ
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