このコーナーではフィリピン留学をした方の体験談をご紹介します。
今回のセブ島留学生
・お名前:ジプニーさん
・ご年齢(留学前):28歳
・ご職業(留学前):会社員
・通われた語学学校:IDEA ACADEMIA(イデアアカデミア)
・留学滞在期間:2019年4月〜(8週間)
1,なぜその学校を選んだのですか?
IDEA academiaを選んだ理由は、会社が英語留学を目的に社員を数人を派遣しており、授業内容とかを把握していたため、その流れで私もこの学校に決めました。
2,フィリピン留学前に準備してきた事は何ですか?(勉強やアイテムなど)
【参考書や勉強】
留学一ヶ月前からオンライン英会話を毎日1コマして英会話に慣れるようにしました。留学の条件がTOEICをある程度の点数を取ることが条件でしたので、その勉強でリスニングを鍛えていました。
参考書は少し古いですが、ドラゴン桜やどんどん瞬間英作文トレーニングを使用し、作文をして、パターンを頭に刷り込んでいくように徹底しました。
【アイテム】
フィリピンのセブ市は治安が良いと行ってもインフラ整備は日本に比べると整っていないと聞いていたので、日本製のマスクをたくさん持っていくことにしました。
他には、学校のトイレはトイレットペーパーは流すことができない、フィリピンのトイレットペーパーは質が日本に比べるとよくないため、日本からたくさん持って行きました。
基本的な風邪薬や胃薬、痛み止めなどはどこの国に行くにも必須だと思います。そして1番持っていかないといけないのは虫除けスプレーです。フィリピンは昼間に蚊に刺されるとデング熱を発症し、勉強どころではなくなるらしく、帰国を余儀なくされた先輩がいたので虫除けスプレーは必須です。
3,フィリピン留学してみて、準備が足らなかったものは何ですか?
スピーキング能力が圧倒的に準備不足でした。他のアジア人と比較すると、ほとんどの日本人に言えることですが、日本の受験はスピーキングを訓練していない、つまり受験さえクリアできれば良いためだけに英語を勉強をしているため、コミュニケーションをとるためという本質を見失っています。
また、いくら準備しても日本人は他国の留学生よりシャイという部分が大きな壁、行く前にこの壁を壊しきれなかったということが大きな準備不足でした。特に韓国人、中国人のように小さい頃から英語を話して勉強、性格も積極的な部分も大きく影響しています。
アイテムに関しては、トイレットペーパーは自信が考えているより倍は必要です。フィリピンの衛生は想像以上に良くなく、お腹をよく壊すためです。私の場合は、ホテルのトイレットペーパーが体にあっていたため、助かりました。
4,学校の施設はどうでしたか?
宿泊先はサロッサホテルというIDEA academiaから徒歩10分以内のホテルに滞在しました。部屋はベッドは二つでトイレとお風呂はユニットバスになっていました。
私の部屋は勉強机があったのですが、机がない部屋もありホテルの受付に言えば部屋を変えてもらえます。ホテルにはやや高いですが、日本食のお店があるため、日本が恋しくなった時に食べに行ってください。カツ丼がおススメです。
ホテルの場合は部屋の掃除が週に2回もしくは3回入るためある程度は掃除してくれますが、ダニなどは駆除してくれませんので、一時期苦労しました。
ホテルの受付や警備の人はとても親切で日本語もカタコトですが喋れる人もいるため、問題はありません。英語の勉強のためにもホテルの受付の人と仲良くなった方が良いでしょう。
学校ですが、吹き抜けになっている個室が40個ほどと、グループレッスン用に7部屋ほど、そしてダイニングが1つあります。休憩する芝生があり、16階のビルの最上階のため眺めが最高です。
時間も朝7時から夜9時(時期により変動します)まで開いているため、勉強に集中するには最適です。
5,授業のカリキュラム内容を教えて下さい
1コマ50分の授業を1日8コマ取っていました。内容は8コママンツーマンで3コマグループクラスでした。
朝から、ライティングマンツーマン、スピーキングマンツーマン、リスニングマンツーマン、カンバセーション、リーディングマンツーマン、サバイバルイングリッシュ、プレゼンテーションアンドディスカッションでした。
ライティングは、ビジネス関係の題材でシュチュエーションごとの定型文を覚え、文章化して講師に添削してもらうという感じでした。スピーキングマンツーマンは、私の要望で文法の勉強も兼ねていたので、私たちの身の回りの題材に関しての受け答えでした。
リスニングマンツーマンは、ビジネスに関してで、聞いた題材に対して教科書の問いに従って解くような内容でした。リーディングマンツーマンは、ビジネスの題材について事前に解いてきて、講師にチェックしてもらうという内容です。
カンバーセーションでは、クイズ形式でお互いに問題を出し合ったりして、外国人に慣れることを最も重点に置いていました。
サバイバルイングリッシュは、複数人でチームを組み、ビジネスの交渉の仕方、パーティーで出会った時の会話などビジネスに関係する題材でした。
プレゼンテーションアンドディスカッションは、グループに分かれ、それぞれ自由なテーマでプレゼンテーションを行い、別のグループからの質疑応答や役割を与えられて、それらをこなすロールプレイングを行いました。
6,最もためになった授業と、ためにならなかった授業を教えて下さい
【ためになった授業】
ライティングマンツーマンです。理由は講師の質の高さです。間違えたところを理由を付けて、丁寧に説明してくれます。私が苦手な場所もしっかりメモしてくれて、次の週にしっかり覚えているかどうか聞いてきます。
ライティングですが、講師は積極的に親身になって質問してくるので、私がフィリピンセブ留学で英語ができないという自信のなさという大きな壁を壊してくれて、大きな自信とスピーキング能力の大幅な向上を促してくれました。
【ためにならなかった授業】
プレゼンテーションアンドディスカッションです。クラス自体が一つしかないため、生徒間のレベルもピンキリで、他の授業に比べてもなかなかハイレベルでした。
私はこのクラスはとてもキツく、心が折れかけました。講師も題材もコロコロ変わり授業が安定しないため、別の授業を取った方が良かったかなと後悔しました。
7,周りの環境、治安はいかがでしたか?
セブ市は、他のフィリピンの都市に比べて観光地なので比較的治安や環境は良いです。学校のすぐ近くには飲食店が多くあり、外国人で溢れているため滞在中に犯罪などのニュースは聞きませんでした。
近くに2つ大型ショッピングモールがあるため、お土産など購入には全く困りません。しかし、フィリピン人に取って日本人は裕福なため、お金は多く持って出歩いていけません。
ショッピングモールや観光地に行くにはタクシーに乗るため、タクシー運転手もぼったくりをしてくるため、きちんと事前に行き先とメーターを使うよう言ってください。
8,食事内容はいかがでしたか?
平日は3食、休日は2食でます。味は、私には合いました。
特にカレーは美味しく、バナナなどは日本より大きく美味しいため食事に関しては辛い思いはしませんでした。
9,インターネットの環境はどうでしたか?
校内にWifiが飛んでいます。1人1つの回線しか入れないため、初日にもらうパスワードは忘れてはいけません。
通信速度は日本とほぼ変わらない印象を受けました。ポケットWifiはグローバルWifi以外は繋がります。
10,その学校の最大のメリットと最大のデメリットを教えて下さい
ずばり、講師陣の質の高さです。講師陣は大学で、ビジネスディスカッション、ディベートをこなして卒業しています。
オンライン英会話も行なっており、日本人の扱いにも慣れているため日本人の特徴を掴んでいます。
11,ずばり、この学校での留学を成功させるコツとは?
諦めない精神をずっと維持することです。私はこの留学の5週目まで、授業を受けるのが非常に苦痛でした。
英語が上達せずグループレッスンでは、他の人と比べて劣等感を抱いていました。しかし、ある日を境に急に自信がつきました。その理由は、今まで授業を投げ出さずに授業に出席し続け、予習復習を毎日欠かさず続けてきた結果だと考えています。
6週目以降は世界が変わったように英語を話せるようになりました。諦めず努力を続けることがフィリピンセブ留学で成功を収める秘訣です。
12,何か他に留学エピソードや、今後の留学生のためにお伝えしたいことがあればお願いします
留学した時は、必ず同じ留学しにきている外国人と仲良く食事や休日は遊びに行ったりしてください。彼らも不安を心に秘めています。一緒に勉強するとモチベーションをお互いに高め合うことができます。
私は彼らとは母国に帰っても連絡を取り続けています。日本にいたままでは、狭い価値観のまま人生を終わってしまいます。
フィリピンセブ留学で色々な文化や人たちと出会うことで人生をより豊かにすることができると思います。
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