「深夜便でセブ島から日本へ帰国する際、ホテルのチェックアウト後は深夜までどう過ごしたらいいんだろう?」
成田着の場合、セブパシフィック便を利用すると今までセブ→成田の帰国便は出発:朝7時半前後でした。
ところがなんと、2019年の冬季スケジュール(2019年11月11日)からセブ→成田の帰国便が深夜の2時40分のフライトに変更となります。
ということは、逆算して2時間前に空港に着くとすれば「0時40分頃にマクタン国際空港に到着」。こうなると、帰国日はホテル宿泊の必要はありません。
ホテルチェックアウト(正午12時まで)から24時過ぎまで約12時間近く、セブでどう過ごしたら良いのでしょうか?
チェックアウト後にカフェやレストランだけで時間を潰すのは大変。。。
一人旅やカップルならともかく、お子さんを連れて家族で過ごす方法は思いつきにくいかもしれません。
そこで、今回はセブ市内やマクタン島で、最後の数時間まで楽しむコツと具体的なプランをご紹介します。
題して「チェックアウト後の12時間の過ごし方完全ガイド」です!
セブ島、チェックアウト後の過ごし方
今回の記事の対象となるセブ発の深夜便一覧
セブ発の深夜便はセブ発成田行きのセブパシフィック便以外にもいくつかあります。
だいたい韓国経由便を使う場合、セブを深夜に出る便が多いみたいです。
*時刻表は2019年10月調べです。正確な時刻表は必ずご自身でご確認ください。
・セブからソウル経由成田便で大韓航空利用時(セブ00:10発)
・セブからソウル経由福岡便で大韓航空利用時(セブ00:10発)または(00:45発)
成田発着のセブパシ便だけではなく、これらのフライトを利用する人も今回の記事に該当します。
また、今回記載はしませんでしたが、セブを4時過ぎに出発する便もあります。2時頃に空港へ行く必要があるので、この場合も宿泊せずに空港へ行ってもいい時間帯かなと思います。
お昼12時から深夜12時までの過ごし方
それでは実際にチェックアウト後の約12時間をどのように過ごすことができるのか、おすすめ順から紹介していきます!
1.レンタカーを借りて市内観光
レンタカーを借りて市内観光は最もおすすめできる過ごし方の一つです。レンタカーといっても自分で運転するわけではありません。フィリピンの場合はほとんど運転手付きなので安心です。
4時間から最大8時間(会社によっては更に延長も可能)ほど借りることができ、自分の行きたいところへ自由に行くことができます。また、レンタカーを借りる場合であれば、スーツケース2つ程度でしたらセダンの車でも載せられるのでホテルに預ける必要がありません。レンタカーは5人乗りのセダン(定員は4名)から12人ほど乗れるバンも借りれます。
大家族であったり、荷物が多い場合はバンを借りてしまって、チェックアウト後は荷物をバンに預けつつ移動するのが快適です。
セブ市内のおすすめルート
ホテル出発→サンペドロ要塞→サントニーニョ教会&マゼランクロス→カルボンマーケット(車でぐるっと回る)→セブ博物館→トップスエリアのレストランでランチ→シラオガーデン→戻ってきて市内のショッピングモールで買い物→マッサージ→夕飯→空港へ
サンペドロ要塞
まずは、セブ市内観光の定番である「サンペドロ要塞」「サントニーニョ教会」「マゼランクロス」の3つです。セブ島最古の教会や、スペイン・アメリカ・日本占領中に要塞や収容所とし用いられた歴史的な場所です。
セブ博物館
そしてセブ島で一番大きな市場「カルボンマーケット」、セブ島の歴史がわかる「セブ博物館」に行きます。
シラオガーデン
お昼は山の上でセブ市内が一望できる「トップス」にあるレストランでランチ、近くのインスタスポットとして人気の「シラオガーデン」に行きます。
セブ市内まで戻ってきて「ショッピングモールでお買い物」、「マッサージ」、「夕飯」、「空港」へという流れです。
マクタン島おすすめルート
ホテル出発→ラプラプ像→マクタンギター工場見学→ランチ→実弾射撃→マッサージ→コルドバの1万本のバラ→ランタウで夕飯→ショッピングモールで買い物→空港へ
ラプラプ像
マクタン島の場合は、約500年前キリスト教を伝えたマゼランと戦い討ち取ったフィリピンの英雄「ラプラプの像」、世界的にも有名なマクタン島の「ギターの工場見学」に行きます。
実弾射撃
そして、「ランチ」、「実弾射撃」、「マッサージ」がおすすめです。実弾射撃には興味がないという方はマッサージ長めでもいいと思います。
ランタウ
「ランタウ」とうフィリピン料理レストランと、「コルドバの1万本のバラ」は隣同士なのでセットで行けます!造花ですが夜行くとライトアップされていてとてもきれいです。
その後、「ショッピングモール」、「空港」へという流れです。
主にこのようなルートがおすすめです。セブシティとマクタンの行き来は渋滞の関係であまりおすすめできませんが、セブシティ→マクタン→空港と混ぜてもOKです。
レンタカーの料金は、8時間4,000ペソ、1時間延長500ペソです。(レンタカーDEセブの場合)
ワゴンタイプの値段なので、セダンやミニバンサイズですとさらに安いです。詳しくは下記にお問い合わせください。
参考記事:【セブ島観光】絶対にするべき39スポット&アクティビティ
2.語学学校で英会話
セブ島には英語の語学学校がたくさんあります。
旅行中に「次は留学をしにセブ島に来たい」という方、セブ島の語学学校を見学しつつ、体験授業を受けられる学校があります。
体験授業を受けられる学校はいくつかありますが、基本的にどこの学校も予約制です。
こちらのページでご紹介していますので、詳しくは各学校にお問い合わせください。
3.セブトップでセスナ遊覧飛行
日本人オーナーのセブトップを利用したセスナ体験操縦 or 遊覧飛行です。送迎付きで、同時に3人まで乗ることができます(家族4人の場合、1人は事務所待機)。45分ほどの遊覧飛行から、丸一日利用した観光ツアーもあります。
せっかく12時間も空き時間があるのですから、セスナを利用してちょっと遠いところまで観光するのもありです。
4.格安ホテルを1室借りて休憩所にする
セブでは数千円程度の格安ホテルが数多く存在します。そこまでアクティブに動きたくない人、ゆっくり過ごしたい人は格安ホテルを1室取ってしまった方が楽です。
ここでは格安&立地上便利なホテルを紹介します。
セブ市内おすすめ格安ホテル
東横イン
日本のビジネスホテルでおなじみの東横インホテルです。セブシティのJセンターモール隣接のホテルで立地抜群。
ツイン:2,500P(会員2,375P)
*日曜祝日は会員は20%オフ
1人の場合は会員で1,425P(約3,100円)で1泊できます。空港送迎も無料で24時まで1時間ごとに送迎車が出ているので利用できます。
しかも宿泊者はプール利用が無料なので、プールで遊ぶこともできます。
参考記事:セブ島【東横イン】のレビュー 宿泊施設・食事・利便性を他の同価格帯ホテルと徹底比較
ビッグホテル
パークモールに隣接しているビッグホテルです。こちらも安く、1泊平均4,500円ほどで大人2名まで利用できます。パークモールのほか、シティタイムズスクエアには多くのレストランがあり、夜まで過ごせるエリアです。
疲れたらホテルで休憩しながら、モールで買い物やカフェ、レストランを利用するのがおすすめです。
参考記事:BIG KITCHEN & BAR | BIG HOTEL内にあるセブ島で一番コスパが良い!?レストラン
マクタン島おすすめ格安ホテル
アイランドステイホテル
アイランドセントラルモールに隣接している格安ホテルです。1泊平均3,500円ほどで大人2名まで利用できます。空港からも近く、車で5分ほどの距離です。
エース ペンジオーネ
ガイサノマクタンというモールに隣接している格安ホテルです。1泊平均3,000円ほどで大人2名まで利用できます。1階には日本食レストラン、2階に格安マッサージ店が入っています。
参考記事:【エース ペンジオーネ&ゴールドベリー】マクタン国際空港近く!モールにも近いホテル
5.英語で映画鑑賞
セブの主要ショッピングモールでは映画館が入っていて、気軽に映画をみることができます。しかもチケット代が200p(450円前後)なので日本で見るよりはるかに安いのが特徴です。
ただし、日本語字幕はもちろんのこと、英語字幕もありません。英語上級者向けにはなりますが、時間潰しにはちょうどいい過ごし方です。日本では上映されていない映画もたくさんあるので、試してみてください。
6.ショッピングモールを散策
セブ島には大中小合わせるとかなりの数のショッピングモールが存在します。セブで1番大きいSMシーサイドモール、セブで1番人気のアヤラモールのほか、マクタン島にもあるので、お土産探しや洋服や小物などを探すのに最適です。
また、多くのレストランやカフェもあり、1日かけても全店舗回れないほどの大型モールなので最終日に散策するのに最適です。
・アヤラモール
・SMシーサイド
・SMシティ
・Jセンターモール
・パークモール
・ロビンソンガレリア
・ロビンソンサイバーゲート
・BTC
・ガイサノカントリーモール
マクタン側
・ガイサノマクタン
・ガイサノグランドモール
・アイランドセントラルモール
・マリーナモール
上記は一例です。他にもモールはまだあります。
参考記事:【観光・レストラン・お土産に!】セブ島にあるショッピングモールまとめ
7.格安マッサージ
セブのマッサージは格安で1時間250P(500円前後)〜、観光客向けの綺麗なお店でも1時間500P(1,000円前後)でマッサージが受けられます。せっかく安くマッサージが受けられるのですから、滞在中は1回だけではなく毎日行ってもいいほどです。
特にセブシティのITパーク向かいにある「Tree Shade Spa(ツリーシェイドスパ)」では、24時間営業で空港送迎のほか、スーツケース預かりも行っているので、22時頃にマッサージを受けてそのまま空港に送ってもらうことも可能です。
8.空港の仮眠室・シャワーを利用
国際線ターミナルである第二ターミナル内には、AEROTELという仮眠やシャワーだけでも浴びられるホテルがあります。
シングルなら
・3時間:1,500ペソ
・6時間:2,200ペソ
・9時間:2800ペソ
ダブルルームや、シャワーだけの利用も可能です。無理に観光せずに早めに空港へ行ってしまうのも手ですね。ただし、シングルで利用するのであれば、東横イン1,500Pで利用してもいいかもしれません。
参考記事:【図解付き】新しくなったマクタン空港 出国前の過ごし方完全ガイド
9.空港隣のウォーターフロントでリラックス
マクタン空港の第一ターミナル(国内線ターミナル)の向かいにウォーターフロントエアポートというホテルがあります。空港から1番近いホテルで、レストランやマッサージ施設の他、カジノも入っています。
特にホテル内にあるマッサージは2名以上から無料送迎もやっているので、マッサージを受けた後は空港まで送ってもらえるので便利です。
デイユースを利用して遊んでもいいですし、レストランやカフェでのんびりしたり、カジノで遊んでもいいと思います。
第ーターミナル(国内線)から第二ターミナル(国際線)へは歩けない距離ではないですが、10分ほどかかります。タクシーかターミナル間の無料バスがありますのでバスを利用しましょう。
10.東横イン一室利用&プール利用
こちらは格安ホテルを休憩所にするの項目とかぶりますが、東横インに宿泊して1室利用しながらプールで遊ぶというプランです。
2019年10月現在、東横イン宿泊者は隣接しているスカイウォーターパークの利用が無料となっています(一般は1,000P)。宿泊料金はシングルなら1,500P、ツインでも2,500Pで宿泊+プール利用できるのでかなりお得です。
Jセンターモールというショッピングモール隣接なので買い物や食事、マッサージに行く際も便利です。
注意点は、チェックインは一般では16時からと他のホテルよりも遅くなっています。最終日のみに利用するのであれば、チェックアウト後に東横インホテルへ移動しスーツケースを先に預け、ショッピングモールで買い物やマッサージ、チェックイン後にプールを利用したりしてのんびり過ごしましょう!
参考記事:セブ島【東横イン】のレビュー 宿泊施設・食事・利便性を他の同価格帯ホテルと徹底比較
知っ得、セブ発の深夜便に関する基本情報
1,夜遅めはタクシーが取れるのか
そもそも24時前後にタクシーは取れるのか心配になる方も多いと思います。ツアーで送迎がついているのであれば別ですが、ついていない場合、個人手配で来た方はタクシーに乗って空港に行く必要があります。
結論から言えば、24時前後はセブ市内は問題なくタクシーは取れます。マクタン島の場合には場所によります。空港近くのマリーナモールなどであれば取れますが、日中でもタクシーを取るのが難しい場所はやはり難しいです。
また、渋滞のひどいセブでも22時以降はだいぶ道路が空きますので、セブ市内からでも1時間しないで空港に着ける場合が多いです(ただ道路工事や事故渋滞の可能性はありますので余裕は持ちましょう)。
深夜2時〜5時ぐらいはタクシーの数が極端に減ります。この時間帯に空港へ移動を検討している方、かつマクタンの海沿いに滞在している方はかなり早めに行動するか、事前にタクシー情報をフロントスタッフに聞いておくか、もしくは予約できるようであればレンタカーを予約しておきましょう。
タクシーの拾い方は主に3通りあり、
・自分で「流し」のタクシーを拾う
・ガードマンやホテルスタッフ、レストランスタッフに頼む(おすすめ)
・grabタクシーで自分で頼む(慣れている方)
いずれかの方法でタクシーを手配します。
スタッフにタクシーを頼むのが1番楽ですが、場所によってタクシーがなかなか来ないエリアもあります。Grabタクシーと併用すると安心です。Grabアプリはぜひ、インストールしておきましょう!シンガポールを含む東南アジアに強いUBERと同じシステムのハイヤー配車アプリです。料金はタクシーと比べて気持ち高い程度です。
また、忘れてはいけないのがホテルの送迎車。大型のリゾートホテルや東横インなどはシャトルバスが出ていますので、前日にスケジュールをチェック。4、5スターホテルクラスであれば、それ以外にもドライバー付きの送迎レンタカーを有料で申し込めます。
ご家族4人以上で荷物が多い場合などは、ホテルカーが特におすすめです。
2,スーツケースをどこに預けるか
ホテルに宿泊しない場合、スーツケースはどうすればいいのかと思いますが、ほとんどのホテルではチェックアウト後もスーツケースを無料で預かってくれます。
チェックアウト後にスーツケースを預け、身軽のまま観光に出掛けることができます。ただし、ホテルの場所によっては取りに戻るのが大変な場合もあるので、最終日のホテルの場所は遠い場合は不便です。
・大型ショッピングモールのカウンター等
・マッサージ&スパなど預かりを提供している施設(施術している間のみ)
*セブは日本とは違い、宅急便のシステムはありません。ホテルから空港へ送るという方法はありません。
3,疲れない過ごし方のコツ
スーツケースはホテルに預けて身軽のまま観光や街に出掛けることができますが、ちょっとした注意点とその対策があります。
ホテルの場所によっては取りに戻るのが大変な場合があります。
特にリゾートホテルに宿泊している人は要注意です。リゾートホテルは立地が悪い場所が多く、観光後に再びホテルへ戻って空港へ行くのが大変な場合が多いです。
そこでおすすめなのが、予めチェックアウトのホテルをモール隣接のホテルにしておくことです。荷物を預けてからショッピングモールへ出掛けられますし、そこからどこかへ行ったり、ホテルから空港へ行く際もタクシーの手配がしやすく便利です。
・セダホテル(アヤラモール隣接)
・ラディソンブル(SMモール隣接)
・ビッグホテル(パークモール隣接、道路を渡る必要あり)
・baiホテル(パークモール隣接、かなり大きな通りを渡る必要あるため家族向きではない)
・サミットガレリアホテル(ロビンソンガレリア直結)
個人手配の旅行の場合は、最終日のホテルをモール隣接のホテルにすると便利です。
まとめ
深夜便を利用する際の最終日のおすすめの過ごし方を紹介しました。
たいていのホテルのチェックアウトは12時なので、12時から24時まで約12時間、何をして過ごすか悩みますよね。
朝からアイランドホッピングやジンベイザメツアーに参加してもいいですし、今回紹介したレンタカーを手配して観光名所を回ったり、映画鑑賞やショッピング、食事を楽しむのもありです。
のんびり過ごしたい方は格安ホテルを1泊手配して部屋で過ごしたり、プールがあるホテルではプールで遊んだりしてもいいと思います。
特に東横インは利便性が高いので個人的におすすめです!悩んだらとりあえず東横インを手配しておきましょう!
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