大学生のみなさん、卒業旅行先はお決まりですか?
旅行先が決まらない、国内と海外で悩んでいる、候補がいくつかあるけど決めかねている...そういう人も多いのではないでしょうか?
スケジュールの都合でギリギリに予約しがちですが、代理店によっては早割を設けているところがあるので早めに予約したいところです。
今回は特にアクティブに遊びたい大学生におすすめの、国内・海外のリゾート4カ所(セブ、ハワイ、グアム、沖縄)を比較しました。
まだ旅行先で迷っている人は参考にしてみてください。
大学生の人気卒業旅行先とは
イマドキの大学生の人気卒業旅行先はどこなのでしょうか?国内と海外に分けて調べてみました。
人気卒業旅行先(国内)

マイナビトラベルより参照
国内では、大阪・沖縄・京都・東京が人気のようです。関東の人は関西または沖縄、関西の人は関東または沖縄となっているようですね。
どちらのエリアから出発でも、沖縄はやはり人気の卒業旅行先のようです。
人気卒業旅行先(海外)
海外では、アジア圏が最も多く、次いでヨーロッパ、北米エリア(ハワイ・グアム含む)となっています。アジアは短い日程で安く行くことができるので人気です。
ヨーロッパやアメリカなどの北米は、社会人になってからではまとまった休みが取りにくくなるため、学生の間に行きたいということで人気となっています。
卒業旅行の平均予算は5万〜8万円が最多
気になる卒業旅行の予算はというと、5万円〜8万円が最も多い金額でした。(日本旅行代理店アンケート参照)
卒業の記念としてパーっと旅行したいものの、学生という立場、アルバイトのこと、社会人になったらお金がかかるという懸念もあり、この金額が最も多いようです。
また、友達同士、ゼミでの仲間、サークル仲間などと複数回卒業旅行へ行く人も多いので、一回あたりの値段が低くなっているのもあります。
国内ではこの平均金額であればどこへでも行くことができますが、海外となればアジア圏、グアムあたりが有力候補となるでしょう。
大学生が卒業旅行する際に気になることは?
卒業旅行先を決める際に気になることとして、旅行先の治安が第一に挙げられています。国内の場合はあまり心配しなくていいものの、海外となると別です。治安がいいこと、そして親の許可が取れることが第一です。
そして金銭的な問題。旅行代金が高くても物価が高い国であれば、現地で使うお金もかなりかかります。なるべくツアー代も現地費用も抑えたいところですね。
以上のことを踏まえて、卒業旅行におすすめできる場所を絞ってみます。
時期は2月・3月が最も多い、その時期に最適な場所とは
卒業旅行の時期は2月・3月が最も多いです。大学の春休みは概ね2月初旬から3月末となっています。就活が終わり、卒論を提出し終え、卒業式が3月中旬に行われるので、それまでの2月〜卒業式までに卒業旅行へ行く人が多いです。
この時期は日本では冬、海外での卒業旅行に行く場合、予算8万円以内、治安の問題も考慮するとアジア圏またはハワイ・グアムが有力です。ハワイは高いですが、学生価格も豊富にあり安く行ける場合が多いです。
できれば寒い日本を飛び出して海外に行くのですから、暖かい国へ行きたいですよね。
そこでおすすめできる海外での卒業旅行先はリゾート地です。
過ごしやすい、直行便がある、治安がいい、安いの4つを考慮すると、セブ・グアム・ハワイ、そして国内であれば沖縄が有力候補として挙げられるでしょう。
今回はこの4つのリゾート地のコスパを比較していきたいと思います。
セブ・グアム・ハワイ・沖縄の特徴

・東京からはLCCが就航
・アジアだけど英語が通じる
・乾期で過ごしやすい
・冬でも28度以上あり、海にも入れる

・日本語が通じるところが多い
・日本の免許のまま運転可能
・冬でも28度以上あり、海にも入れる

・離島を含めアクティビティが豊富
・日本語が通じるところが多い
・オシャレなレストランが多い
・日本の免許で運転が可能
・冬は平均23度、朝夜はもっと冷え込む、海に入るのは辛い
・雨季のためスコールが降る可能性が多い

・離島を含め行く選択肢が多く特色も多い
・LCC・安宿を利用すればかなり安く行ける
・冬は平均17度前後、海に入るのは辛い、プールも基本閉鎖される
それぞれの特徴はこのような感じです。リゾート地であるものの、2〜3月の時期に海やプールに入れるのはセブ島かグアムのみです。ハワイも南国のイメージがありますが、平均気温は23度前後、朝と夜は10度台まで冷え込むため涼しいといった印象です。
沖縄も地元の人は冬はダウンを着るという人もいます。平均気温は17度前後、私たちはダウンは必要ないものの、海やプール系のアクティビティは辛いものがありますね。
海がメインであればセブ島かグアム、観光やグルメなどアクティブに動きたいのであればハワイや沖縄がおすすめです。
セブ・グアム・ハワイ・沖縄のどこが1番おすすめか、東京発で色々と比較してみた!
ツアー代金比較
まずはツアー代金を比較していきましょう。宿泊&飛行機がセットになったツアーです。全てアテンドしてくれる添乗員付きや、個人手配を除きます。比較しやすいように今回は安いツアーが豊富にあるHISで調べてみます。
セブ
東京発セブ島の場合、LCCの直行便があるのでツアー代金もお得な場合が多いです。4日間で実質2日半遊べることができます。
2月3月出発の場合の最安値は49,800円です。
グアム
東京発グアムの場合、直行便は様々な航空会社が飛んでいるので選択肢が多いです。今回見たツアーでは午前出発、帰りは午後発なので4日間でも3日分遊べることができます。
2月3月出発の場合の最安値は62,800円です(4名一室)。
ハワイ
東京発ハワイの場合、フライトの選択の幅は多いです。ただし日系航空会社は高いです。ハワイは時差もあるので、到着日から遊ぶことができるので、5日間の日程で3日分遊ぶことができます。
学生旅行限定で安いフライトは経由便になりますが、それでもよければ69,800円から、直行便だと89,800円でした。
沖縄
羽田発沖縄行きの場合、日数や何人部屋、特典付きの内容によって値段は変わりますが、3日間沖縄本島2名1室で39,500円あたりが相場のようです。航空会社や特典内容、何名部屋によってかなり金額が前後してきます。国内の場合はツアーだけではなく個人手配も視野に入れた方が安く済むかもしれません。
参考記事:HISセブ島ツアーを徹底調査!飛行機、ホテルグレード、個人手配との違い
沖縄(3日間)
セブ島(4日間)
グアム(4日間)
ハワイ(5日間)
の順番でした!この順番は納得できますね。やはり国内が1番安いです。ただし、セブ島との金額の差が1万円もないです。せっかくの卒業旅行、海外を視野に入れてみてもいいかもしれませんね。
現地人気アクティビティ比較
現地でできるアクティビティを比較します。全てリゾート地ですが、それぞれ出来ることが異なってきます。
セブ島
まずはセブ島でできる人気アクティビティを紹介します。
ジンベイザメウォッチング
セブの中心部から車で3時間ほどいったところにあるジンベイザメウォッチング。野生のジンベイにほぼ100%の確率で会えるスポットです。シュノーケルで間近まで接近することが可能。
アイランドホッピング
2つ以上の島を巡りながらシュノーケルをしたりBBQをしたりします。海洋保護区でシュノーケルをするのでたくさんの魚に出会うことができます。
スキューバダイビング
セブは一年中ダイビングができます。殿様・姫様ダイビングと呼ばれており、器材セッティングから器材着脱まで全てスタッフがやってくれるので楽々です。体験ダイビングもできます。
ホボール島
セブから船で2時間ほどのところにある島です。日帰りも可。小さいメガネザルのターシャやチョコレートヒルズと呼ばれる山々が有名です。
マッサージ
セブでは1時間200P(約500円前後)〜という格安でマッサージを受けることができます。観光客向けの綺麗なスパでも1,000P前後(約2,300円前後)なので滞在中毎日マッサージに行く人も多いです。
参考記事:【セブ島観光】絶対にするべき39スポット&アクティビティ
グアム
お次はグアムのアクティビティです。常夏の島なので海のアクティビティが多いです。
スカイダイビング
*写真はイメージです
グアムの人気アクティビティのスカイダイビング。インストラクターと一緒なので安心。説明などは日本語で説明してくれるので英語ができない人でも安心です。
セスナ操縦体験
免許一切不要、自分でセスナを操縦することができます。離陸・着陸のときのドキドキはいい経験になります。キッズコースもあるのでお子さんも体験できます。
マリンスポーツ
パラセーリングやジェットスキー、ウェイクボードやバナナボートなど様々なマリンスポートができます。お店によっては遊び放題というプランがあるところも。卒業旅行で友達と盛り上がること間違いなしです!
スキューバダイビング
常夏の島なのでグアムもスキューバダイビングができます。体験ダイビングのほか、ファンダイビングではブルーホールと呼ばれるハート型のシルエットが楽しめるポイントがおすすめです。
イルカウォッチング
グアムでは高確率で野生のイルカに出会うことができます。一緒に泳ぐことはできませんが、船上から眺めるだけでも迫力があります。
ハワイ
お次はハワイ(ホノルル)のアクティビティを紹介します。
ダイアモンドヘッド

Wikipediaより引用
山頂からワイキキビーチやホテル群が見渡せる絶好のビューポイントであるダイアモンドヘッド。夕暮れ時や日の出ツアーも人気です。
ハナウマ湾シュノーケル
自然保護区に指定されているパナウマ湾でのシュノーケル。トロピカルな魚がみられる他、運が良ければウミガメにも出会えるチャンスが。
イルカウォッチング
*写真はイメージです
高い確率でイルカに出会うことができるハワイの海。イルカを船上から眺める他、一緒に泳げるツアーもあります。時期によってはウミガメやクジラにも出会えるチャンスがあります。
サーフィン
ワイキキビーチで手軽にサーフィンができます。サーフィンが好きな人、したことがないけどチャレンジしたい方は体験もできます。
沖縄
最後に沖縄の主なアクティビティを紹介します。
ジンベイザメウォッチング

レッドフィン様より引用
美ら海水族館
美ら海では世界最大の魚であるジンベイザメが巨大水槽から見られるのが有名です。そのほか世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタも観察できます。イルカショーも迫力があり1日楽しめる水族館です。
首里城
那覇にある世界遺産。琉球王国時代のお城で、カラフルな色が特徴。
琉球グラス・シーサー作り体験
沖縄の守り神であるシーサー。お土産用に買うのもいいですが、自分好みのシーサーを作って思い出を持ち帰ることができます。
離島巡り
沖縄本島からでは渡嘉敷島や水納島など、石垣島からは竹富島、西表、波照間島など様々な離島へと気軽に行くことができます。石垣島から行ける波照間島は日本最南端でもあるので是非行ってみてください。
セブは野生のジンベイにほぼ100%の確率で会えるジンベイウォッチングが有名です。沖縄にもありますが、こちらは生け簀の中で飼われたジンベイなのでまた少し違います。
グアム・ハワイ・沖縄に関しては日本の免許で運転できるので、運転が得意な人がいればアクティブに島を動き回れて楽しいです。セブに関してはチャーター車を利用しても1日6,000円ぐらいなので人数で割ればお得です。レンタカー代と変わらないですね。
友達と何がしたいのか、何がメインの旅行なのかをしっかりと確認し、どこへ行くか決めましょう!
現地の物価比較
現地の物価について比較します。国内の沖縄でしたらなんとなく予想はつくものの、海外の物価はどれくらいなのか気になりますよね。ここでは水1本の値段・ビール一杯の値段・タクシー移動費・チップの有無を比較していきます。
*値段に関しては実際に見た価格で平均算出しています。あくまでも目安、お店によって前後はするのであらかじめご了承ください。
セブ島
・水1本:スーパーで500mlで9P(18円前後)
・ビール1杯:スーパーの缶ビール39P(82円前後)、レストランでは平均75P(160円前後)
・タクシー移動費:初乗り40P(84円前後)
・チップ:基本なし、マッサージ時には50Pほどあげるとよい
*1Pあたり2.1円換算
グアム
・水1本:スーパーで500mlで1ドル(108円前後)
・ビール1杯:スーパーの缶ビール1.5ドル(162円前後)、レストランで5ドル(540円前後)
・タクシー移動費:初乗り2.40ドル(260円前後)
・チップ:レストラン・タクシーでは15%程度、その他荷物1個1ドル、ベッドメイキングで2ドル程度(ただしレストランはあらかじめチップ込みの場合もある)
*1ドルあたり108円換算
ハワイ
・水1本:スーパーで1ドル(108円前後)
・ビール1杯:スーパーで2〜2.50ドル(270円前後)、レストランで7ドル(756円前後)
・タクシー移動費:初乗り3ドル前後(324円)
・チップ:レストラン・タクシーでは15〜20%
*1ドルあたり108円換算
沖縄
・水1本:スーパーやコンビニで100円
・ビール1杯:オリオンビール180円
・タクシー移動費:初乗り560円
・チップ:チップなし
グアムやハワイは酒税が安いのでビールの値段は安い!ただしレストランを利用するとチップがあるので結果は高くなります。できればスーパーで購入してホテルで飲んだ方が安上がりですね。注意してほしいのはグアムやハワイは公共の場(ビーチ等)ではアルコール禁止です。ただしセブ島であればビーチやアイランドホッピングでもビールが飲めて安いのでおすすめですよ!
沖縄は基本的に物価は普段の生活と変わりないと思って大丈夫ですね。
現地の治安や環境(Wi-Fi・交通等)比較
気になる現地の治安や環境を比較します。行ってびっくり!とならないために、あらかじめ情報をしっかりと集めておきましょう。
セブ島
セブ島は観光地化されているのと、英語留学の影響で多くの日本人が来ている影響で治安は良好です。移動も基本はタクシー移動すれば危険な目にはあいません。
セブは国全体でネット回線が遅いので、動画視聴やパソコンでの重たい作業は辛めです。
水道水は飲むことができないので注意です。また、トイレットペーパーが流せない場所が多かったり、ペーパー自体がなかったりとアジア発展途上国のカルチャーショックは受けるかもしれませんね。
気温は27度前後はあり、半袖短パンで過ごせる気候です。
グアム
グアムは多くの日本人が来ていること、現地の人は日本人に慣れている&日本語が多少話せるのでとても過ごしやすいと思います。特に初めて海外へ行くという場合は、グアムを選択すると安心かもしれません。
交通事情は特殊で、流しのタクシーがないのでスタッフに呼んでもらったり、バスやレンタカーを利用することが多いでしょう。ネットの通信状況も良好です。
グアムも27度前後あるのでとても過ごしやすいです。
ハワイ
ハワイは日本人海外渡航先人気NO1なので、多くの日本人がいます。日本語のメニューや日本語が喋れる現地スタッフも多く、初めての海外の場合でも安心です。
治安も良好ですが、夜は女性は一人でも複数でも出歩かない方がいいです。
気温は23度前後と少し涼しいです。昼間は海に入ってもいいかもしれませんが、朝や夕方は寒く感じるかと思います。また、2月は雨季ということもあり、スコールが降りやすいのでそこが注意点です。
沖縄
沖縄は那覇、石垣島、宮古島どこへ行っても治安は良好です。運転免許を所持していれば、とても動きやすいと思います。逆に免許がないと移動に大変ですが。。。
気温は冬は15度を下回る場合が多いので、上着は必須です。また、冬場は風も吹くので体感温度はもっと低く感じます。海系のアクティビティは諦めた方が良さそうですね。
最短2日間から行くことができるのと、便も多く飛んでいるのでスケジュールの調整がしやすいのがいいですね。
チップがないセブ島・沖縄が過ごしやすいと思います。グアムやハワイはチップを忘れずに支払いましょう。
また、セブ島のみ水道水は飲めません。グアムやハワイもできれば飲まない方がいいです。ミネラルウォーターを購入しましょう。
セブのみアジアの発展途上国なので少しカルチャーショックはあるかもしれませんが、それもまた他国ということで楽しいですよ!
海が1番綺麗なのはここ!
リゾート地として気になるのは、やはり海の綺麗さ!一体どこの海が1番綺麗なのか・・・気になりますよね。
本当はセブ島と言いたいところなのですが…結論を言うと1番海が綺麗なのはずばり”沖縄”です!
沖縄の海が1番綺麗です。那覇でもキレイですが、離島に行けば行くほど綺麗です。直行で行けるところでいえば、宮古島の海が断トツです。
外国人も沖縄の海の綺麗さに絶賛するほどです。
ただし、今回は卒業旅行ということで時期は2〜3月になってしまい海で遊ぶことはできないのが難点です。リゾートホテルもこの時期はプールは閉鎖されているので、水遊びはほとんどできないことになります。
海が1番綺麗な沖縄で海で遊べないのは辛いですが、沖縄は海アクティビティ以外にもたくさん遊べることがあるので、沖縄も候補の1つとして挙げてみてください。
また、沖縄の海が1番綺麗と書きましたが、セブ島・グアム・ハワイの海も十分に綺麗ですよ!
まとめ
卒業旅行先におすすめなリゾート4カ所を紹介しました。
どこも人気の旅行先で、友達同士で行くととても楽しい思い出を作ることができます。
海外を視野に入れている人は特にセブ島がおすすめです。暖かく海も入ることができますし、物価も安く滞在費も安く抑えることができます。日本から5時間で行くことが出来、LCCも就航しているので安いツアーも豊富です。英語が通じる国なので不便に思うこともあまりないでしょう。
セブ島に関しての情報は当サイトで多数扱っているので、他の記事もよければご覧いただければと思います。
セブ島の観光に関してはこちら
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